「断食は頭が動かなくなるのでは?」と思っている方へ。計算してみた。


断食は頭が動かなくなりそう…
仕事をバリバリやっている方は、このような心配をされる方もいると思います。
確かに、仕事中に頭がぼーっとしてしまったり、判断が鈍ったりするのは不安ですよね。
結論は、
間違った断食は「頭」以前に、カロリー・栄養不足で、体に害を与えます。
正しい断食は五感が冴え、「脳力」はむしろ高まります。
仕事バリバリしている方は心配される方も多いので、数字で計算してみました。
あってるのかな?あってるはず・・・!
脳はどのくらいエネルギー消費しているの?
わたしたちのエネルギー消費量は、個人の年齢や体重などで違いがありますが、
55kgで体脂肪率25%の女性で計算すると、大体、総消費カロリーが1960kcal。
そのうち60%が炭水化物で摂取しているといわれていて、(厚生労働省の食品基準摂取量より)
1,960kcal×60%=1,176kcal
1,176kcalを炭水化物で摂取しています。

そのうちの約30%の肝臓糖質で、脳や体の臓器を動かします。
ということは、1176kcal×30%=353kcal(88.2g)
脳が1日に必要な糖質量は353kcal(88.2g)ということがわかります。

※ごはん茶碗1杯(150g)が大体糖質53.4g。
ファスティング用ドリンクの摂取量
ファスティング用ドリンクは、摂取カロリーの25%〜30%で計算します。
これは、酵母菌を用いた長寿遺伝子の実験で、摂取カロリーを通常の25%程度にまで制限すると、長寿遺伝子の活性が大幅に高まるという結果から。
先程の55kg、体脂肪25%の女性の数字を使うと、総消費(摂取)カロリーが1,960kcal。
ドリンクの摂取カロリーをその30%とすると、1,960kcal×30%=588kcal。
ファスティング用ドリンクで摂取するカロリーは588kcal。
先程計算した、脳が1日に必要な糖質量は353kcal。

脳に必要なカロリーは、しっかりドリンクで補えていることがわかります。
また、ドリンクは1日を通してこまめに飲んでいくので、脳が働くためのエネルギーは常に補給できている状態。
※今回は55kgの体脂肪25%の女性と仮定して計算しましたが、どんな体重・体脂肪の方でも、脳が働くためのエネルギーはきちんと確保していきます。
最後に
今時点でのわたしの考察なので、もしかしたら後から修正が入るかも。
ひとまず、頭が働かなくなるという不安をもっている方用に計算してみました。
数字上では大丈夫!あとは、実験するしかないですね。
ちなみにわたしは断食をすると頭は冴えます。
あと、食後の眠気が無いので仕事に集中することができます。
「究極の若返り法」ともいわれているファスティング(断食)、やってみたらその良さがわかりますよ!