自身の心と体に向き合い、美しく軽やかに生きる。【癒し・浄化・デトックス】アーユルヴェーダ・ファスティング

ファスティングや断食中、なぜコーヒーなどのカフェインを控える必要があるの?

2022/07/09
 
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今世を美しく生きるための心と体の健康のお手伝いをしています。 お仕事は、アーユルヴェーダのセラピストとファスティングのサポート。 好きな食べ物はカレー。都内のカレー屋さん巡りが趣味。

アーユルヴェーダセラピストの
小山さおりです。


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ファスティングサポートメニュー

日頃から当たり前に飲んでいるコーヒーなどのカフェイン。


ファスティングをする際は、
準備食期間の1週間前から抜いて頂くことを
おすすめしています。



コーヒー好きの方が多いので、
少し厳しいことかもしれませんが、
(私もカフェでは、カフェオレを飲んでしまいます(;’∀’))

楽に心地よく過ごすためには、
このカフェイン断ちはとても大切
なのです。



カフェインがなぜファスティング中はNGなのかを、
頭で理解して、落とし込むと、
カフェイン断ちがやりやすくなるので、
ご説明していきますね。



カフェインの離脱作用で頭痛が起きる

コーヒーをやめて、
カフェインが身体から抜けてくると、
その翌日や2日目に
離脱作用で頭痛や吐き気が起きてきます。



それがファスティング期間中に起こってしまうと、
中断せざるを得ない場合があるので、
その対策として、
準備食1週間前からカフェインは0にして頂きます。


頭痛や吐き気が起きる仕組み

カフェインを摂取すると、
アドレナリンやコルチゾールなどの
ホルモンが分泌
され、
交感神経が優位になり、血管が収縮します。



しかし、
そのカフェインが体内から抜けると

収縮した血管が拡がり、
締め付けから解放された血流が
本来の量に戻ります。

この血流の増加が頭痛に繋がります。


よくネット情報では、
「断食1、2日目の頭痛や吐き気は好転反応」
といわれていることが多いのですが、



カフェインをよく摂取している方の頭痛は、
好転反応ではなく、

カフェインの離脱作用による
頭痛と考えられます。


カフェインがミネラルの吸収を阻害する

人間がエネルギーをつくりだしたり、
脂肪を燃やしたり、
毒素を排泄していくためには、
ミネラルやビタミンが必須です。


その大切なミネラルが
コーヒーに含まれるクロロゲン酸や
タンニンによって、
吸収が阻害されてしまう
のです。


特にコーヒーで
吸収が阻害されてしまうのが、
「鉄」と「亜鉛」


鉄は細胞に酸素を運ぶ血液の材料。



亜鉛は、体内でつくることができないミネラルで、
ホルモンの合成や分泌、DNA合成などに必要。



どちらも体にとって超重要なことが、
イメージできると思います。



コーヒーなどのカフェインを摂るだけで、
実はこのようなとても大事な栄養素が
無駄に消費されてしまっている
のです。
(コーヒーには抗酸化など良い効果もありますが…(;’∀’))



ファスティングの効果をより高め、
ファスティング中を快適に過ごすためには、



カフェイン断ちはとても大事なプロセスとなります。


カフェインで血糖コントロールができなくなる

ファスティングで
重要なポイントは赤血糖値コントロールです。


酵素ドリンクを適切に飲むことで
血糖値をコントロールし、
乱高下をおさえることで、
空腹感を感じにくくさせます。



それによりメンタル面も安定し、
楽にファスティングをすることができるのです。


しかしカフェインを摂取してしまうと、
先程ご説明したように、

アドレナリンや
コルチゾールなどのホルモン分泌が促され、

交感神経優位・血管の収縮、
そして、血糖値の上昇にも繋がります。




血糖値が上昇すると、
その血糖値を下げるために、
膵臓からインスリンというホルモンが分泌。



この血糖値の乱高下が
空腹感に繋がったり、

メンタル面の不安定に繋がり、

ファスティングが辛いものとなってしまいます。


まとめ

これらの理由から、
ファスティング中はカフェインはNG。



準備食の1週間前からファスティングは抜いて頂いています。



コーヒー好きさんには、
厳しいところもあるかもしれませんが、



コーヒーを抜くと、
身体が楽になるのも事実。



ちなみに、
カフェインレスと書かれているものも、



日本の場合は
90%以上カフェインが除去されていれば、
カフェインレスと表記できるため、
必ずしも「カフェイン0」では無いので
注意が必要です。



デカフェについても、
明確な表記ルールがありません
ので、
注意してくださいね!



今回は「断食中」でお伝えしていますが、
これは日常でも同じことがいえます。



カフェインには
アドレナリンやコルチゾール、
やる気ホルモンのドーパミンの
分泌促進効果があるため、
「ここ一番!」というときには使えますが、



コーヒーやカフェインを多量に摂取したり、
毎日継続的に摂取してしまうと、



不眠や自律神経、ホルモンバランスの乱れ、
副腎疲労、体調不良に繋がります。




ファスティングをきっかけに
カフェインを抜くことができた際は、



カフェインで
疲労や眠気をごまかす生活に戻るのではなく、
カフェインが無くても大丈夫な生活
シフトすることも視野に入れていけると良いですね!





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若返りたい方、
いつまでも若々しくいたい方は是非。



最後までお読みいただき
ありがとうございました!

またお会いしましょう!

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