「風邪かな?」と思った時にできる「アーユルヴェーダ的過ごし方」と「分子栄養学的サプリメント活用方法」

花粉症なのか?風邪なのか?とてもあいまいな今日この頃。
ブログが滞ったのはちょっと体調が思わしくなかったからです。
今回は、私自身が「体調が怪しいな」と感じたときに行った早めの対処をシェアします。
アーユルヴェーダと分子栄養学の二つの立場からの対処。
わたしはこのおかげで被害を最小限に食い止められたと思っています。

Contents
まずはアーユルヴェーダの智慧をフル活用!
断食
体調が怪しいなと思ったその日の夜は断食をしました。(生姜湯のみいただきました。)
体調が悪いときに、「食べたら治る」、「力をつけるために食べよう」というような考えもありますが、食欲がないのに無理やり食べてしまうと体に負担をかけてしまうことに繋がります。
野生の動物や、犬、猫などは体調が悪いときは、物を食べずにじっとしています。
本来はそれが正しい姿。
体調が悪いときは無理やり食べるのではなく、断食をして胃腸を休ませること。そうすることで、体は「消化」ではなく、「治す」方に集中することができます。
生姜湯
怪しいなと思ったその夜、断食をしましたが、生姜湯はいただきました。
お白湯にすりおろしたショウガ、レモン汁、岩塩、あと飲みやすくするために白だし。(白だしが無くても十分飲めます)
アーユルヴェーダの中でも、ショウガはサトヴィック(純粋性)なハーブのひとつ。
生姜に含まれる「ジンゲロール(熱に弱い)」、「ジンゲロン」、「ショウガオール」の3つの成分が風邪に効果があるといわれています。
「ジンゲロール」は殺菌作用があり、のどの痛みなどに効果を発揮、「ジンゲロン」、「ショウガオール」は身体の内部から温めて、免疫の正常化、胃腸の動きを活発にする、などの働きがあります。
ジンゲロールは加熱してしまうと働きを失ってしまうので、お白湯程度が〇。
温める
こちらは当たり前の話ですが、お白湯や生姜湯、温かい恰好で体をしっかり温めました。
アーユルヴェーダ的には風邪の時に特に重要なのはヴァータを静めること。
ヴァータの性質は「軽性」、「動性」、「冷性」、「乾燥性」、「不規則性」。
これらの性質と逆のことを意識的に取り入れていくことが大事。
分子栄養学の知識をフル活用!
アーユルヴェーダの智慧に加えて、分子栄養学の知識もフル活用しました。
ビタミンCを1時間おきに1000mg摂取。
わたしはこちらのビタミンCを1時間おきに一粒ずつひたすら飲みました。
ビタミンCは病原菌をやっつけてくれる白血球の働きを助けます。
ビタミンCを効果的に効かせるためには、頻回摂取が有効といわれています。
ビタミンCの摂取量による吸収率の違いは下記。
- 100mg摂ると約80%(80mg)を吸収。
- 1,000mg摂ると約75%(750mg)を吸収。
- 2,000mg摂ると約39%(780mg)を吸収。
- 4,000mg摂ると約28%(1,120mg)を吸収。
上記を見ると、一番効率が良いのは1,000mg摂取だとわかります。
また、ビタミンCの血中濃度は4時間で元に戻ってしまうといわれているので、
元に戻る前に、1時間おきに摂取することで、ビタミンCの血中濃度を最大限まで引き上げることができます。
わたしは、風邪かな?と思った時は、8,000mg〜10,000mgは飲んでいます。(8~10時間)
ビタミンCは摂り過ぎても、過剰分は尿で排出されたり、副作用としてもおなかが緩くなる程度なので、そこまで心配はありません。

体内で飽和してくると、「ボフっ」というおならが出てきます。
臭くないので安心してください^^
参考:ファスティングナビゲーター ビタミンCの栄養療法・分子栄養学的、大量摂取の飲み方・効果効能
参考:ビタミンアカデミー 【ビタミンCによる風邪の治し方】飲む回数・飲む量を間違うと意味がないですよ!
オリーブの葉エキス
オリーブの葉は、強い抗菌作用があり、天然の抗ウイルス剤。さまざまな細菌、ウイルス、真菌類に対して有効。
ビタミンCとオリーブの葉は、風邪かな?と思ったら飲んでおきたいサプリメント。
わたしは今回は、朝・昼・夜と飲みました。
ただ、抗菌作用が強く、腸内細菌に影響を及ぼしてしまうといわれているので、日常的に服用するものではないといわれています。
体調が戻ってきて飲む必要が無くなったら、プロバイオティクスや、プレバイティクスを意識して、腸内細菌を育ててあげる必要があります。
参考:ビタミンアカデミー 【オリーブの葉エキス】抗生物質より優秀な天然の抗菌・抗真菌剤
その他サプリメント
上記のビタミンCとオリーブの葉エキスは、ちょっと体調がおかしいな?と思ったときは必ず飲むサプリメント。
他にも今回意識して飲んだサプリメントがこちら。
- ビタミンB群
- アミノ酸
- マグネシウム
- ビタミンD
アミノ酸の特にグルタミンは風邪をひいたときや疲れが溜まっている時など、体にストレスがかかっている時は大量に消費されるといわれているので、補給しておきたい栄養素。
ビタミンB群とマグネシウムはエネルギー産生になくてはならない栄養素なので、ウイルスをやっつけるためのエネルギーをつくるのに必須です。
ビタミンDもかなり重要な栄養素。免疫力の調節、風邪やインフルエンザなどの発症や悪化の予防に効果を発揮します。日本人は不足しているといわれているので、日頃から意識的に摂ることも大事です。

まとめ
いかがでしょうか。
「体調が怪しいな」と思ったときは、早め早めの対処が肝心です。
早めに気付いて、早めに対処する。
無理をせず、早めに勇気をもって休む。
あなたの体はあなたしか管理できません。
一つしかない自分の体です。壊れてしまってからでは遅い。
日頃から自分の体の声を聴いてあげてくださいね。

またお会いしましょう^^