自身の心と体に向き合い、美しく軽やかに生きる。【癒し・浄化・デトックス】アーユルヴェーダ・ファスティング

【ファスティング・断食】体に溜まっている「毒素」って一体何?結構身近にある「毒素」たち。

2021/03/13
 
この記事を書いている人 - WRITER -
今世を美しく生きるための心と体の健康のお手伝いをしています。 お仕事は、アーユルヴェーダのセラピストとファスティングのサポート。 好きな食べ物はカレー。都内のカレー屋さん巡りが趣味。

こんにちは。アーユルヴェーダセラピストの小山さおりです。

今日は「毒素」のおはなし。

 

よくファスティングの効果として、「デトックス効果」とあります。

 

30歳を過ぎてくると、なんとなく体に「毒素」が溜まっているんだなと感じてはきますよね。
これから妊娠を考えるタイミングであれば、特に気になってくると思います。

 

ですが、「じゃぁ具体的に何が毒なんだろう?」と考えると、あまりピンと来ないのではないのでしょうか?

 

私自身、ファスティングを勉強するまでは、全然意識していませんでした。

 

今回は、こちらの本を参考に「実は身近に毒素がたくさん潜んでいること」をメインにシェアしていきます。
<

毒素の種類

わたしたちは意外と色々な「毒」(有害物質)に囲まれています。

 

食べ物に入っている有害物質

まずわかりやすいところでいくと、食品ラベルに載っているような保存料や防腐剤、着色料、発色剤、化学調味料、香料など。様々な化学物質が入っています。

また、野菜の農薬、養殖の魚や家畜のエサにも農薬が使われています。それに加え、遺伝子組み換え食品や抗生物質が含まれていることも。

 

また、海や川、湖はダイオキシン、有害金属や放射能に汚染されています。大型の魚や海藻類はそれらを蓄積している可能性も。

 

お魚を選ぶときは大型魚よりも小型の魚を選ぶことをおすすめします。

また、食べ物の「容器」にも要注意。

生物にホルモンのような影響を与えててしまう、内分泌かく乱物質(女性ホルモン類似の物質)を多く含んでいます。

飲み物や調味料などをいれるプラスチックボトルやラップ、発泡スチロールのトレー。
カップラーメンなどは熱湯を注ぐため、有害な化学物質が溶け出してきます。

よくよく考えると怖いですよね。

袋のインスタントラーメンの方がまだマシですね。

これら内分泌かく乱物質は生殖器に影響を与えたり、生殖器以外にも多くの臓器に影響を与えます。

 

嗜好品に含まれる有害物質

嗜好品というと、お酒やたばこ。

お酒も食品ラベルを見ると、保存料としてのソルビン酸や酸化防止剤としての亜硫酸塩など色々な添加物が含まれているものもあります。

そして、タバコ。

タバコの煙には、6000種類以上の化学物質が含まれていて、そのうち最低でも69種類は発がん性があるといわれています。

厄介なのは自分だけではなく、人に迷惑をかけるということ。

両親の喫煙は将来の子供にも影響を与えます。タバコを吸うときは他の人に害を与えているということを心に留めておくことも必要ですね。

 

医療で使われる有害物質

風邪をひいたり、病気になった時は普通に病院に行き薬をもらいますが、「薬」は化学物質です。これらは人工的に作り出したもの。

薬の中には体の酵素の働きを阻害するものがあります。

もちろん必要に応じて飲むことも必要ですが、必要時以外はできるだけ飲まないこと。

薬をなるべく飲まないで済むような体作りをすることが大切です。

また、歯科治療でも注意が必要です。

たとえば、銀歯や金属の歯に使用する重金属(水銀、ニッケル、銅、スズ)や接着剤も私たちの健康に影響を少なからず与えています。口腔内の金属をすべて取ったら健康状態が良くなったという話もあります。特に水銀は要注意。

歯医者さんで治療したから安心!では無いですね。材質の選択など、きちんと説明を受けて治療することが大切です。

今安心なのはセラミックですかね。

空気中の有害物質

空気中には、PM2.5などの大気汚染、車や飛行機などの排気ガス、工場からのダイオキシン、水銀など様々な物質が潜んでいて、これらは呼吸しただけで体内に取り込まれます。

また、屋外だけではなく家の中も安心できません。

新築の壁紙の接着剤や家具の塗料、清掃に使う消毒液や害虫駆除剤、洗浄用の薬剤(パイプ掃除、窓ガラス掃除液など)、またリフォームや日曜大工で使うペンキなども注意が必要です。

 

シーツや洋服のドライクリーニングなどでは有機溶剤などを使用しており、ドライクリーニングの袋の中にはテトラクロロエチレンなど、がんやさまざまな疾患を引き起こす物質が含まれています。

クリーニング後は必ず袋から出して、しばらく風を通しておきましょう。

 

また、新築以外は大丈夫なのかというとそうでもなく、古い家や結露の多い家、地形的に風通しの悪い家の場合はカビが発生しやすく、マイコトキシンといわれるカビが作り出す毒には注意が必要です。

これによって多くの酵素が阻害され、発がん性もあるといわれています。

また、自宅がある地域も大切。
化学物質を作り出す工場周辺に住む子供は、自閉症が多いという事実があります。

 

化粧品やカラーリングなどに入っている有害物質

化粧品やカラーリング、パーマ剤にもさまざまな有害物質が含まれています。

女性であれば、ナプキンやおりものシート。

市販されている生理用ナプキンのほとんどは、石油から作られる「ケミカルナプキン」です。

表面はポリエチレンやポリプロピレンの不織布で漂白されており、中には高分子ポリマーの吸収剤、消臭剤や香料など、何種類もの化学物質が使われています。

 

石油系のナプキンは「子宮を冷やすから悪い」ということはおそらく女性であれば一度は聞いたことがあるかもしれませんが、その他にもナプキンから少しずつ染み出る有害物質が子宮に吸収されています。

ちなみに経皮吸収率はこのような感じ。

下記のブログでも書いていますが、口から取り込んでしまった有害物質の排出率が約90%なのに対し、経皮吸収で取り込まれた有害物質の排出率は約10%といわれています。

あなたの髪の毛は元気ですか?ヘナで美しい神の毛になろう!美髪になりたいならヘナをおすすめする理由3つ!

知らないって怖いですね。

まとめ

外から取り込む毒素の種類をまとめるとこのような表になります。(「毒だらけ 病気の9割はデトックスで防げる!」より)

いかがでしょうか。

意外に色々なところでわたしたちは「毒(有害物質)」にさらされていることを感じて頂けたと思います。

これらの有害物質は、人間の体にとって異物です。

 

私たちの知らないところで気付かないうちにこれらの異物が体に侵入してきています。

 

わたしたちは「今の体」が当たり前で、今の状態が健康不良だとはあまり思わないですよね。

それが厄介なところ。

次はこれらの「毒(有害物質)」のデトックスに、「なぜファスティング・断食が効果を発揮するのか」を記事にしていきたいと思っています。

それでは、今日もお読みいただきありがとうございました!

 

この記事を書いている人 - WRITER -
今世を美しく生きるための心と体の健康のお手伝いをしています。 お仕事は、アーユルヴェーダのセラピストとファスティングのサポート。 好きな食べ物はカレー。都内のカレー屋さん巡りが趣味。

Copyright© PRAKASHA , 2021 All Rights Reserved.