自身の心と体に向き合い、美しく軽やかに生きる。【癒し・浄化・デトックス】アーユルヴェーダ・ファスティング

楽ちんすっきりファスティングをするために。断食前にチェックしたい6つのチェック項目。(血液データがあるとよくわかります)

2021/06/25
 
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今世を美しく生きるための心と体の健康のお手伝いをしています。 お仕事は、アーユルヴェーダのセラピストとファスティングのサポート。 好きな食べ物はカレー。都内のカレー屋さん巡りが趣味。

アーユルヴェーダセラピストの
小山さおりです。


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ファスティングもご興味ある方は是非。
ファスティングサポートメニュー




わたしがサポートしているファスティング。


もちろん体に良いことで、
たくさんの方に、
是非やって頂きたいと思っていますが、


実は、
誰もがすぐにファスティング可能ではなく、


体(心も)の状態が整っていないと、


ファスティングが辛いものになってしまい、
挫折に繋がったり、
逆効果になってしまう可能性もあります。




今回はファスティングをする前に
チェックしておきたいこと5つについて
ご紹介していきます。


①食生活はどうか

まず、1番基本的なところとして、


「今の食生活がどのような状態なのか」が、
大事になってきます。


具体的には、

  • カフェインの摂り過ぎは無いか
  • 砂糖の摂り過ぎは無いか
  • 小麦の摂りすぎは無いか
  • 加工食品、添加物の摂り過ぎは無いか

などなど。


上記は中毒症状を起こしやすい食材です。


ファスティング中は
上記のものを食べることができないので、


今まで上記のものを習慣的に食べてきた場合は、
頭痛や吐き気など、
体調不良に現れやすくなります。



ファスティングに入る前に、
基本は2日間ほど準備食期間を設けますが、


食生活が乱れている方は、
1週間、2週間前からと
少しずつ準備が必要になります。

②著しい鉄欠乏が無いか


鉄欠乏・貧血があると
アドレナリンが出やすくなり、
自律神経が乱れる原因になります。


不安症状が続いたり、
塞ぎ込み、焦燥感などの
心の不調が現れてきます。



その状態でのファスティングをやってしまうと、
ドリンクを一気に飲んでしまったり、
(ドリンクの一気飲みは、
血糖値の乱高下に繋がります)


疲労感・倦怠感が強く出てしまったり、
様々な不調を招く可能性があります。


血液検査データで見るチェック項目としては、


ヘモグロビン12以下、
フェリチン12以下の場合は注意が必要
です。


ちなみに私の血液データは、
(一番左側が一番新しいデータ(2020年の3月))



血色素量(ヘモグロビン)13.4



フェリチン33.7


こちらの項目はクリア!



③銅/亜鉛バランスは整っているか

血液データの
銅と亜鉛のバランスが悪い方も
交感神経を刺激しやすくなります。


銅が過剰になると、
ドーパミンからノルアドレナリンへの
変換が多くなりすぎてしまい、
不安感や攻撃性が増してしまいます。


血液データで見ると、
銅と亜鉛のバランスは1:0.9~1が理想。


ちなみに私の血液データは

銅が113で亜鉛が83。
(一番左側が一番新しいデータ(2020年の3月))
ということは、1:0.73。


銅過剰でした。(笑)

④強い副腎疲労が無いか



朝起きられなかったり、
ぐったりしてしまうくらい、副腎疲労が強い方
も
ファスティングは注意が必要です。


副腎疲労とは、
慢性的なストレスにより、
副腎からストレスホルモンである
コルチゾールが分泌され続け、


やがて脳の視床下部-下垂体-副腎の
ホルモン分泌システムが壊れてしまい、
コルチゾールが十分に出なくなる状態
のこと。


この副腎疲労が、
なぜファスティングと関係してくるのかというと、


実はこの副腎から分泌される
コルチゾールが
ファスティング時に大切な
糖新生を促進させます。


ファスティング中の眠っている間は、
ドリンク(糖質)を摂取できないため、
肝臓からの糖新生で血糖値を維持しますが、


副腎疲労があると、
このコルチゾールが出ないため
糖新生がうまくできず、
低血糖の状態
となり、
不調を招く原因になります。


低血糖は生命の危機でもあるため、
コルチゾールの代わりに、
アドレナリンノルアドレナリン
血糖値を上げてしまい、
自律神経が乱れる原因にもなります。

⑤極端な低たんぱくは無いか



タンパク質は体にとってとても重要。


極端な低たんぱくの方は、
ファスティングよりも
栄養状態を整える方が優先
です。


人の代謝は「酵素」が必要ですが、
その酵素自体がタンパク質。


糖新生をする際にも、
もちろん酵素が必要ですが、


低たんぱくの方は、
その酵素が不足している状態
なので、
スムーズに糖新生ができません。


そのため低血糖になりやすく、
ファスティング中の
不調を招きやすくなります。




また、たんぱく質の合成には
ビタミン・ミネラルが補酵素として必要なので、


低たんぱくの方は、
「ビタミン・ミネラルが不足しているから」
という可能性も考えられます。



血液データのチェック項目としては、


総蛋白7以下(ただし、7.8など高い場合も
低たんぱくでの血液濃縮の可能性あり)


アルブミン4以下は注意が必要です。



私の場合は、

総蛋白(TP)が7.8、アルブミンが4.8。


血液濃縮の可能性あり・・・。(笑)


タンパク質の指標は他にもあるので、
ここで怪しい場合は、他の項目も確認します。
ここでは割愛。




⑥何らかの疾患を持っている



ファスティングは、
日頃しない行為でもあるので、
多少なりとも体に負担をかけてしまいます。


なんらかの疾患をもっている方は、
主治医に相談をしてから、
ファスティングを行ってください。



何らかの疾患とは、
例えば、活動性肝炎、
肝硬変、ガン、胃潰瘍、
十二指腸潰瘍、精神病、狭心症、
心室性不整脈、その他、現在臓器障害を起している方、
過去に心筋梗塞や脳卒中を起こした方、
1型糖尿病の方など。


まとめ

いかがでしたでしょうか。


ファスティングの効果は
とても高いものではありますが、
慣れないことでもあるので、
多少なりとも、負担をかけてしまうのも事実。


ご自身の心身の状態が
とても大事になってきます。



自身の状態が不安な方や、
安心・安全・快適に
ファスティングを実施したい方は、
信頼できる指導者にご相談のうえで
行うことがおすすめです。


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何かしら役に立つかも!!
知っておいて損は無い情報でっす。



最後までお読みいただき
ありがとうございました!

またお会いしましょう!

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