これを読むとファスティングの効果がより高まる!【前編】ファスティング・断食中はこんなことが体で起こっている!

アーユルヴェーダセラピストの
小山さおりです。
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今回はファスティング中に、
「どんなことが体で起こっているのか」
のシェアです。
これを知ると、
「断食が身体に良い」と
言われる理由がわかる
&
ファスティングがより楽しくなります。
断食中に起きることを
簡単にまとめると…
①ケトン体産生
②サーチュイン遺伝子活性化
③オートファジー活性化
④インスリンレベルの低下
⑤成長ホルモン増加
⑥免疫の向上
このようなことが、体の中で起きてきます。
今回は「③オートファジー活性化」まで、
お伝えしていきますね。
①断食から12時間後:ケトン体産生
断食を始めると、
まず貯蔵されていた肝臓のグリコーゲンが
エネルギーとして使われます。
肝臓のグリコーゲンは
約12時間ほどで枯渇されるといわれており、
そのグリコーゲンが枯渇すると、
次に、脂肪酸がエネルギー源として動員され、
肝臓でケトン体が産生されます。
(論文 PMID: 29086496)
ケトン体は脂肪が分解されて合成されるものなので
ケトン体が増えてくるということは
=脂肪燃焼・ダイエット効果にも繋がり、
それと同時に脂肪に蓄積された重金属や
カビ毒などの有害物質のデトックスにも
つながるわけです。
さらに、
ケトン体は脳や神経細胞にも大きく作用し、
脳内でα波を出してリラックス状態を高め、
認知機能を向上させるといわれています。
②サーチュイン遺伝子活性化
また、脂肪が分解されてケトン体が増えると、
NAD(ナイアシン)が増加し、
それによって、サーチュイン遺伝子が
活性化されます。
サーチュイン遺伝子は
別名「長寿遺伝子」ともいわれており、
これが活性化すると
ミトコンドリアの新生が促進されたり、
体内の活性酸素が除去されるなど、
アンチエイジングに効果があります。
③断食から24時間後:オートファジー活性化
オートファジーは「自食作用」とも呼ばれ、
細胞が飢餓状態になったときに、
細胞内で古くなったタンパク質や
ミトコンドリアなどの細胞小器官、
細菌やウイルスなどを集めて分解し、
分解してできたアミノ酸をまた再利用するという、
「細胞の中のゴミ掃除&
リサイクルシステム」のこと。
このオートファジーが
断食開始24時間後から活性化するので、
(論文 PMID: 30430746)
細胞1つ1つがキレイな状態に蘇り、
代謝や各臓器、血管、お肌など様々な部分に
良い影響をもたらします。
ちなみに、断食に加えて運動すると、
よりオートファジーが高まるといわれています。
(論文 PMID: 30430746)
また脂肪燃焼も促進されるので、
運動はとてもおすすめ!
まとめ
今回は下記の③までご説明いたしました。
①ケトン体産生
②サーチュイン遺伝子活性化
③オートファジー活性化
ここまででも、
体がどんどん変化していくのがわかると思います。
次回は残りの3つ。
④インスリンレベルの低下
⑤成長ホルモン増加
⑥免疫の向上
をご説明していきますので、
お楽しみにしていてください。
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