自身の心と体に向き合い、美しく軽やかに生きる。【癒し・浄化・デトックス】アーユルヴェーダ・ファスティング

これを読むとファスティングの効果がより高まる!【前編】ファスティング・断食中はこんなことが体で起こっている!

2021/06/14
 
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今世を美しく生きるための心と体の健康のお手伝いをしています。 お仕事は、アーユルヴェーダのセラピストとファスティングのサポート。 好きな食べ物はカレー。都内のカレー屋さん巡りが趣味。

アーユルヴェーダセラピストの
小山さおりです。


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今回はファスティング中に、
「どんなことが体で起こっているのか」
のシェアです。


これを知ると、
「断食が身体に良い」
言われる理由がわかる
&
ファスティングがより楽しくなります。



断食中に起きることを
簡単にまとめると…


①ケトン体産生
②サーチュイン遺伝子活性化
③オートファジー活性化
④インスリンレベルの低下
⑤成長ホルモン増加
⑥免疫の向上



このようなことが、体の中で起きてきます。



今回は「③オートファジー活性化」まで、
お伝えしていきますね。


①断食から12時間後:ケトン体産生


断食を始めると、
まず貯蔵されていた肝臓のグリコーゲンが
エネルギーとして使われます。



肝臓のグリコーゲンは
約12時間ほどで枯渇されるといわれており、

そのグリコーゲンが枯渇すると、
次に、脂肪酸がエネルギー源として動員され、

肝臓でケトン体が産生されます。
(論文 PMID: 29086496)


ケトン体は脂肪が分解されて合成されるものなので
ケトン体が増えてくるということは
=脂肪燃焼・ダイエット効果にも繋がり、


それと同時に脂肪に蓄積された重金属や
カビ毒などの有害物質のデトックス
にも
つながるわけです。


さらに、
ケトン体は脳や神経細胞にも大きく作用し、
脳内でα波を出してリラックス状態を高め、
認知機能を向上させるといわれています。


②サーチュイン遺伝子活性化


また、脂肪が分解されてケトン体が増えると、
NAD(ナイアシン)が増加し、
それによって、サーチュイン遺伝子が
活性化
されます。


サーチュイン遺伝子は
別名「長寿遺伝子」ともいわれており、
これが活性化すると


ミトコンドリアの新生が促進されたり、
体内の活性酸素が除去されるなど、
アンチエイジングに効果があります。



③断食から24時間後:オートファジー活性化


オートファジーは「自食作用」とも呼ばれ、
細胞が飢餓状態になったときに、


細胞内で古くなったタンパク質や
ミトコンドリアなどの細胞小器官、
細菌やウイルスなどを集めて分解し、


分解してできたアミノ酸をまた再利用するという、
「細胞の中のゴミ掃除&
 リサイクルシステム」のこと。



このオートファジーが
断食開始24時間後から活性化するので、
(論文 PMID: 30430746)


細胞1つ1つがキレイな状態に蘇り、
代謝や各臓器、血管、お肌など様々な部分に
良い影響
をもたらします。


ちなみに、断食に加えて運動すると、
よりオートファジーが高まるといわれています。
(論文 PMID: 30430746)


また脂肪燃焼も促進されるので、
運動はとてもおすすめ!

まとめ

今回は下記の③までご説明いたしました。


①ケトン体産生
②サーチュイン遺伝子活性化
③オートファジー活性化



ここまででも、
体がどんどん変化していくのがわかると思います。
次回は残りの3つ。


④インスリンレベルの低下
⑤成長ホルモン増加
⑥免疫の向上



をご説明していきますので、
お楽しみにしていてください。




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知っておいて損は無い情報でっす。



最後までお読みいただき
ありがとうございました!

またお会いしましょう!

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