【ファスティング・断食】回復食の1食目はすっきり大根がおすすめ。スッキリ大根の作り方

こんにちは。アーユルヴェーダセラピストの小山さおりです。
今日は、回復食1食目におすすめしているスッキリ大根の作り方について。
回復食1食目はすっきり大根でファスティングの仕上げをしましょう。
Contents
「すっきり大根」とは?
まず「すっきり大根」とは?をご説明していきますね。
すっきり大根とは、
回復食1食目におすすめしている食事で、
ファスティングの総仕上げの儀式です(^ω^)
大根の食物繊維や大量の水分、
梅干しの酸で腸を刺激し、
便からの毒素排泄を
効率よく促すことができます。
なぜ「すっきり大根」なのか
すっきり大根を食べて出てくる水便、
実はコレステロール(油)が原料の
「胆汁」が主成分です。
毒素というのは、
油にたまるもの
(水銀やアルミニウムなどの有害重金属や
農薬など)が多く、
体の細胞膜や脳などの
油の部分に溜まってきます。
このような脂溶性の毒は、
普段の生活ではなかなか排泄しづらいため、
体内に蓄積し、代謝を阻害、
疲れやすい、頭痛、肌荒れなどの
不調の要因となります。
この脂溶性の毒素が、
ファスティングをすることで、
体の解毒代謝が活性化され、
コレステロール(油)を原料とした
胆汁に溶け出し、
それが腸内に分泌され
便として排泄されていきます。
その際に、
「すっきり大根」が便の排泄を
さらにサポートしてくれるのです。
体の外へ毒素を排泄する方法としては、
便75%、尿20%、汗3%、爪、髪2%
と便の割合が一番多いため、
便で毒素を排泄するということは、
ファスティングでは、
とても大事な過程となります。
ちなみに私が指導する際は、
よりデトックス効果を高めるために、
胆汁分泌を促進させる「タウリン」を
サプリメントで飲んで頂いています。
すっきり大根の材料
- 大根1/3
- だし昆布:適量
- 水2ℓ
- 梅干し(たたき梅にする):3個 ※梅干しが苦手な人は天然塩(マグマソルトでもOK):約9g(こさじ2杯弱
梅干しは添加物が入っていないものを選んでください。

すっきり大根の作り方
①⼤根1/3を短冊切りにする
②鍋に2ℓ程度の⽔と⼤根、だし昆布を⼊れ、⼤根が柔らかくなるまで、弱 ⽕で茹でる(約40分)※梅干しが苦手な方はお塩を入れてください。
※ゆで汁は後ほど、梅湯を飲むのに使います。
もし一食目が朝ごはんで、朝に作る時間が無ければ前日の夜のうちに作っておいてもOKです。
準備
食べる準備としてはこのようなかたちにすると食べやすいです。
- 左上:温めたミネラルウォーター(コップ1杯(200-300ml)
- 右上:梅干し3つ
- 左下:ゆでた大根(1/3)とゆで汁・昆布
- 右下:ゆで汁(お椀1杯200-300ml)
スッキリ大根の食べ方
- コップ⼀杯のミネラルウォーターを温めてゆっくり飲む(200〜300ml)
- お椀に1つ梅を⼊れ、崩してから梅湯をゆっくり飲み⼲す
- 柔らかく茹でた⼤根(1/3)を「よく噛んで」⾷べ、ゆで汁を飲む。
- ⼤根のゆで汁300mlに梅を⼊れ、崩し、 ゆで汁梅湯を飲む
- 3~4をあと2回繰り返す。
結構な量を食べることになりますが、できるだけ全部食べ切って頂くと、後から便が出やすくなります。
でもあまり無理をしないでくださいね。
すっきり大根を食べるときのポイント
- 食べた後は便が何回か続けてでる場合があります。作る時間と合わせて2~3時間は余裕をみておきましょう。
- ファスティング明け久しぶりの食事です。胃腸がびっくりしないようにゆっくり良く噛んでたべてください。
おわりに
ファスティングの総仕上げであるすっきり大根。
このすっきり大根を食べると、水便のような便が出てきます。
※個人差があるためでない方もいらっしゃいます。
これが癖になる!(笑)
人間の体って本当に反応するし、よくできているなって思います。
是非ご自身の体で実感してみてください!
