【アーユルヴェーダとは?】アーユルヴェーダを知って大きく変わった価値観。「見える世界」から「見えない世界」へ。

周りの人にアーユルヴェーダのことを話しても、「なに?ダースベイダー?」と返されることが何回か。
私の周りではまだまだ認知度が低いアーユルヴェーダですが、今回は私がアーユルヴェーダを知って、大きく変わった価値観をシェアします。
アーユルヴェーダとは?
アーユルヴェーダを簡単に説明すると、アーユルヴェーダは世界3大医学の一つと言われていて、(世界三大医学:中医学・ユナニ医学(アラブ・イスラムの医学)・アーユルヴェーダ)インド・スリランカで生まれた5000年の歴史をもつといわれている伝統医学です。
仏典には紀元前5~6世紀に生まれたブッダがアーユルヴェーダの治療を受けたという記録も残っています。
日本でアーユルヴェーダと聞くと、「オイルマッサージ」や「額にオイルを垂らすもの」というイメージがあると思います。
実際は内科・小児科学・精神科学・耳鼻咽喉科および眼科学・外科学・毒物額・老年医学(不老長寿法)・強精法の8つの診療分野を備えたれっきとした医学です。
医学ではありますが、「病気になったら治療をする」ということだけにはとどまらず、アーユルヴェーダの真の目的は、「与えられた寿命を最大限に生かし、「幸福」になること」

なんだか奥深くなってきました。
アーユルヴェーダの古典書には、肉体を健康にする知恵だけでなく、子育てや人付き合いの方法など、社会的、精神的、霊的にも健康に生きるための智慧がつまっています。
エネルギーという概念や見えない世界が当たり前な世界を知った。
ここからが私がアーユルヴェーダを知って、変わった価値観のおはなし。
アーユルヴェーダは前提として、宇宙にあるすべての物質は「空・風・火・水・地」の五大元素によって構成されており、小宇宙である人体もこの五大元素の組み合わせからできているといわれています。
そして、その五大元素をもとにした「ドーシャ」と呼ばれる3つの生命エネルギーがあり、
- ヴァータ(空・風)
- ピッタ(火・水)
- カパ(水・地)
の3つの生命エネルギーに分類できます。
わたしたちの体や心はこの3つのドーシャ(生命エネルギー)によって動いていると考えられ、この3つのドーシャのバランスがとれていれば健康、それが乱れてしまうと体に不調が出てきます。

どうでしょうか?初めて聞く方は「???」だと思います。(笑)
まず普通に日本で生きていると無縁な世界。病気になったら薬をもらいに病院に行き、お医者さんに治してもらうのが普通ですもんね。
自分のエネルギー状態を感じる人はいないと思います。(笑)
わたしも最初は「怪しい世界だな・・・」という感覚でした。
しかし、勉強をしていくうちに「人間も宇宙の一部であること」、「宇宙や自然の流れに逆らわず、調和して生きていく」という考え方がとてもしっくりきたんです。
アーユルヴェーダは5000年も前から受け継がれている医学。今のような医療機器や薬品なんて全く無い時代です。
その中で人間は「今の生をいかに幸福に生きるか」を考え、自然の中で、自然の力を借りて、自然と調和して生きていく健康法を編み出しました。
現代は、モノに溢れ、生産や効率性に重きがおかれ、また、肩書や評価に翻弄され、心も体も休まるときがありません。
また、自分の心や体の状態を感じる余裕もなく、壊れてしまってからやっと気付くという状態。体も心も感覚が鈍り、麻痺してしまっています。
そんな現代に、このアーユルヴェーダの「エネルギー」という目に見えない感覚の世界観は、どこかわたしたちをほっとさせるような「安心感・安らぎ」をもたらしてくれます。
その安心感や安らぎの理由は、「自分の内側を感じて、信じることだから」
エネルギーという目に見えないものだからこそ、自分の感覚を研ぎ澄まし、自分の内側を感じていく必要があります。
外側に答えを求めがちなわたしたち。答えがあるのは自分の内側。
アーユルヴェーダは現代のわたしたちが忘れていた大事なことを思い出させてくれるツールやきっかけになるなと感じます。
まとめ
こんな感じで、わたしは今はアーユルヴェーダにハマっております。
今までは「見える世界」が当たり前で生きてきましたが、「見えない世界」を知ると、人間、目に見えないことがほとんどだなと感じます。
そっちの方が正しかったり。
今回はエネルギーという観点での記事ですが、アーユルヴェーダの魅力はまだまだあります。書きたいことがたくさんある!!

ひとまず今日はここまで~。お読みいただきありがとうございました。